ここは、便利なソフトウェアでありながら日本ではまだあまり知られていない、TextPatternの情報を集めたページです。
TextPattern(略してTXP)とは、CMS(Contents Management System)の一つであり、PHPとMySQLを使ったフリーのウェブサイト管理ツールです。
ブログシステムとしても使えて、とても便利なソフトウェアですが、まだ日本語で書かれた情報が少ないため、本サイトでいろいろまとめていこうと思います。
ふつうにHTMLを書いてサイトを作る場合と比較した、TextPatternの利点です。
CMS(コンテンツ管理システム)である
- ブログ等と同様、記事の追加や修正などの管理が簡単である
- 1つの記事について、その見せ方を何パターンも設定できる
- サイト全体のデザインに統一感が出る
- 内蔵の検索やログ取得の機能がある
- 複数のユーザを登録できて、各ユーザの権限を別々に設定できる(複数の人がウェブページを作ると、ふつうは元データをどこに置くかがけっこう問題になる)
技術的なこと
- フリーである
- MovableTypeと違い、データの再構築が不要で、即時に反映される(動的な生成)
- ページのURLに.phpや.cgiという名前が含まれないので、動的生成ページに見えず、検索エンジンにも拾われやすい
- PHPベースのため、独自のPHPプログラムが組み込みやすい。独自プラグインもいろいろ配布されている。
- 記事の中で、独自のタグ、通常のHTML、PHPが使い分けられる(いざとなったら、通常のHTMLを貼付ける、という手もある)
現時点での問題点です。今後解決される可能性もあります。
- 日本語での情報が少ない
- トラックバック機能がない。これはTextPatternの作者のポリシーのようです。そんな「スパム招待機能」はつけないそうです。
- Textileの文法、TextPatternのタグを覚える必要がある。それでも、HTMLを覚えて使うよりは楽です。多少は頭を使いましょう。